2020-12-02

食事というタスク

自炊を始めた。

空腹を感じる期間と感じないときがあり、前者はデリバリーピザやらカロリーメイトやらを夕食にしていた。後者ならば一日一食(その一食は社食)の生活である。それで満足していたけれど、二十代も後半に差し掛かり、このような暮らしはだらしがないかな…と思ったのだ。

人の目を気にした結果の自炊である

ただ、始めてみると、料理というものは楽しかった。

就寝前のベッドの中で。あるいは勤務中に「明日今日)はなにを作ろう」と考えている時間はわくわくする。スーパーで好きなものを買って、家に帰ったら、好きなように調理をする。上手にできても、できなくても、きちんとした生活が送れている実感で自己肯定感が上昇する。楽しい

とても楽しいのだけれど。

そもそもとして食事という行為が苦手なのだった。億劫である。おいしいものが作れたところでその瞬間こそはテンションが上がるけれど、食べるとなると面倒でしかたがない。完成品は放っておいて次の料理に取り掛かりたい気持ちでいっぱいだ。

ろくなものを食べていないか食事が苦手なのかと思っていた。コンビニ弁当を百日食べ続けたというレビュー(?)にこれをすると食べなくてもいいかとなると記してあったけれど、それと同じように。ただ、そうではないらしい。

カービィを飼いたいな。私が作った料理を私の代わりに食べてほしいよ。

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