  |
かねてより字数制限が悩ましかったので、より長い文章を書けるこちらに移行した。
2020年がもうすぐ終わるが、今年は例年とはまるで違っている。新しき生活様式、新常識、これまでとは全く違った対応、人同士のつながりや催しへの参加の意味が変わった。
生まれてからずっとあった為疑わなかった制度が変わる。大きな変革は、有象無象の同意は待たない。
なんだか古いものが壊れると聞くとスカッとするような気もするが、そうそう喜んでばかりもいられない。気温差で風邪を引きついでにコロナに罹患しかねないので、今は何より己を守り抜く以外方法がない。己と家族を如何にして守りうるか、経済的に苦境に立たされても、死ぬよりはましと思うしかない。かならず道はひらける！そう信じて日々を送る以外ない。
痛みを経験してもう一度栄光を取り戻そうというのではなく、その枠組みから軽やかに離脱するのだ。不条理はそのまま受け入れず、躱す。
大学の恩師から賜った言葉「それが、作られたものならば、変えられる！！！」
痛みを、不条理を、苦しみを、ただ敗北を味わうだけならば要らんのだ。飛んで、伏して、捻って、避けて、身体をびよよんと伸縮させて躱すのだ。アサリのように砂に潜るのだ。乗り越えるのだ。やり過ごし、笑いあうのだ。思い詰めないユーモアが欲しいのだ。死ぬなんて、そんなチャチな方に逃げるなんて、おい。
生きて、自由になりたい。死んで幸せになれるとは限らないから、生きてる内に幸せを実現したい。有限の生を、実感したい。疫病は、生を意味あるものにする。そう悪いものでもない。でもそれでたくさん死んでいった。やっぱり寂しい。だけど疫病がなくても死は訪れるから、自分と家族を、どうしたら幸せに出来るか考えながら生きていたい。
noteやブログっていうサービスがありますよ
2
