昨日はひさしぶりにちょっと出かけて、都市緑化植物園なる場所を訪れた。
ひと駅の近場にも同じような名前の施設があるが、そこははっきり言ってショボい。植物園と言いながらほとんど温室だけの存在で、その温室も2〜3部屋くらい、チョロっとあんまり華のない植物があるだけ。デザインもそんなに洗練されてなくて、逆にそこが魅力といえば魅力なんだが、とはいえまあショボいものはショボい。無料なのはひとつの強みだけど!
それにたいして、昨日の都市緑化植物園は立派だった。敷地が広くてハーブ園なんかも併設しているし、温室だって二階建てでデカかった。ガラス張りの大部屋が吹き抜けになっていて、開放的な空間・絶え間ない水音・ガラスで弱まった陽光・エキゾチックな植物が織りなす最高の雰囲気がそこにはあった。
カフェ風の椅子と机なんかも置かれていて、その気になれば数時間はボケっとしてられそうだった。温室の外にはちょっとした池、ちょうど紅葉した背の高い木から落ち葉が舞い散るのをベストアングルで見られるテラス席なんかもあり、マジで超よかった。西日を浴びていっそう黄色い紅葉!
植物園は安い。
広くて、温室では空間のトータルコーディネートみたいなものを楽しめて、全体的に人が少なくて、落ち着ける。
そしてアホみたいに安い。
そう強く思った。