わがままを言うこともあるけど、わがままを言われない方が逆に無理してないか心配になるのでどんどん言っていい
度を越えればそれは諭すけど
母である私は子と同じ幼稚園の卒園生だが幼稚園の先生、友達が嫌いで仕方なかった
まあ全体的には楽しんでいたが、先生や友達の理不尽な物言いが嫌で嫌で仕方なかった
90年代当時としては普通の物言いだったが現代の風潮をみると幼稚園児の私の感じ方は間違っていなかったんだと思える
しかし幼稚園が嫌いすぎて子供への問いかけもそれを前提とし過ぎてしまう
幼稚園で嫌なことがなかったか、苦手なお友達や先生はいないか、そんなことをつい聞きたくなってしまう
母の心配を知ってか知らずか子供はいつもうーんと考えて「ないっ」と言い切る
本当にないのかな
私は幼稚園が大嫌いな幼稚園児の経験しかしていないので、幼稚園で嫌な思いをしていない幼稚園児がいることを、自分の子供なのに信じることができない
本当は子供を信じたい
なのにあの幼稚園で嫌なことがないはずなどない、と心の底から信じることができないのだ
この心配な気持ちが子供に伝わって、母を心配させないために嫌なことはないと子供に言わせてしまっているのではないかという不安もある
しかし現代の幼稚園は私の頃とは違ってちょっとした怪我や子供同士のトラブルなどがあればどんなに些細なことでも電話連絡がある
だからお友達と少し喧嘩をして仲直りしたことなどへのフォローがすぐにできた
なのにそれ以外の気持ちのモヤモヤなんかを抱えていないか不安で仕方ないのだ
ちなみにそんなに大嫌いな幼稚園に子供を入れたのは母の猛烈な推しに負けたからである
実際に送り迎えなどをするのはフルタイムで働く私ではなく母なので、母の都合に合った園が一番いいのかと思って