なんだか最近クレジットカードの引落とし額が多いような気がすると思い明細を見たら、コワーキングスペース、服のサブスクリプション、コーヒーのサブスクリプション等、各種のサブスクリプションで10万円以上引き落とされていたので、全て解約した。
どれも最初の数ヶ月は利用していたが最近は利用しておらず、その一部は加入していたことさえも忘れていた。
当たり前だが、全て解約した後には何も残らず、無駄金を使ってしまったという感じだけが残った。
買うには高いが、他人とシェアしてときどき使うだけならサブスクリプションを。
基本の商品やサービスを利用してみて、もう少しいいものが欲しくなったらプレミアムを。
これらは利用者の都合に合わせて提供されているように見えて、全て売り手の都合にすぎない。
個人の経済活動がシェアリングエコノミーの名の下にどんどん小さく、さもしくなっていったのはいつ頃からだったろうか。
同じ課金方法をバカの一つ覚えのように使い続ける売り手もバカだが、そのようなやり口にうまうまと乗せられて金を払ってしまう買い手もバカである。
よいものは高い。貧乏人は買わなくていい。貧乏でもどうしても欲しいなら無理して買え。高いものを無理して買ったら余計によいものと感じるだろう。それも無理なら自分で作れ。最高級のものは全てオーダーメイドだ。
ちょっとだけよくてちょっとだけ高い、「プレミアム感」のあるものは、よいものではない。よいものはそのように限られたさもしい選択肢から選び取ることができるようなものではない。最高級のものは全てオーダーメイドだ。