2020-10-17

アパレル業界が何で衰退したかっていう話

あのさー、男の人はあんま知らないかもしれないけど、女性物は6月末にセールをやるんだよね。

その年の夏物をその時売り尽くしちゃうわけ。

でも6月に夏服買っても洗濯するとよれたりするじゃん。

で、7月とか8月に新しい夏服を買いに行ってももう売ってないの。

あるのはセール売れ残りカスみたいな服と秋物だけ。

でもさあ、7月8月、ヘタすると9月だって暑かったりするじゃん。

その間なに着てればいいわけユニクロ

そこらへん歩いてる子の服がいいなあと思って似てる服探しに行っても、当然そんなのもう売ってないし。

あと色とかももう決まってる。

「今年の流行はカーキです」って誰だか知らないけど偉い人が決めたらもうその年はカーキ一色。

カーキが似合わない人はどうすればいいの?

で、形も毎年変わる。

ポケットの形がどうとか裾の長さとか、今年は左右アシンメトリー流行なんですとか。

去年の服を着てショップに行ったらすぐわかっちゃうし、店員さんも「そちらは去年の服でございますね、ププッ」みたいな感じ。

店員さんは今年流行の服を超オシャレに着こなしてて、でもその服いいですね買いますって言ってもやっぱりそれももう売れ切れな訳。

で、その読モみたいにオシャレな店員さんだって、安い給料で無理やり店の服買わされて、

都心に住むためヘタすると風呂だってついてないアパートで切り詰めて暮らしてるとか、そういうこともみんなもう知ってるわけ。

でさー、ネット韓国通販サイトとか見ると、今年流行の服がちゃんと売ってるんだよ。

去年売ってていいなと思った服だってまだ売ってて、逆にカラーバリエが増えてたりするわけ。

そしたらそれ買うでしょ。

一週間もすれば届くし返品だって500円くらいでできるよ。

なんかさあ、「流行私たちが作り出しています」みたいな顔してるアパレル業界の人たち、着る人の都合なんて全然考えてないよね。

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