chono-itl
@itnmnkrwljtks
思うに、多くの一般市民がお金を得るというのは「労働に対する対価として」のみであることが多いから、何か仕事(プロジェクト)を遂行するために予算を申請してお金をもらう(そのお金は仕事をするために使う)ということがどういうことか理解されていないのではないか。
研究費は研究者の給料でも小遣いでもなくて、研究するために使用する。具体的には機材や材料を購入したり、翻訳を依頼したり、学生アルバイトへの支払いだったりする。使途にたいしてはものすごく厳しいんだよ。
このあたりは自営業や経営者の方がピンときやすいかもね。基礎研究の多くは儲けを出すことが目的ではないのでそこはちょっと違うけれども。
https://twitter.com/itnmnkrwljtks/status/1314866804108394497
要はこういうことじゃないかな。一般社会では雇われの身であれば、あとは一定時間働きさえすれば、自動的にお金は振り込まれてくる。いわば養殖魚。
一方でアカデミアの世界では、とにかく何事も申請主義。何をするにも書類を提出して、その結果として予算が振り込まれる。いわば自ら予算を刈り取りに行く天然魚。