大したことは書かない。寂れた郊外に住むおっさんだかクソガキだかわからない生き物のふわっとした戯言だ。
コロナ禍で引きこもり生活をはじめてから、スーパーに買い物に行こうとほぼ寝巻きのような格好で外出した時に、ふと考えたことがある。
もしこの状況が文明が未発達な時代に起きていたら、間違いなく”神の仕業”と言われていたのだろうなと。
どこかの国では、人間が外出を控えたおかげで自然の景観が戻ったみたいな話も聞いた。
コロナの影響は、増加の一途を辿っていた人間の数の減少、そして自然の回復。
ジブ○じゃないが、人間たちの自然破壊に憤怒した神が人に与えた罰と考えると、ストーリーとしては出来過ぎなくらい綺麗だもんなあと思ったのだ。
でもそうだった場合、何を基準に淘汰する人間を決めるのが一番神らしいのかを考えると、やはりそこは心の善悪だろうと思う。○ブリならそうだろうと。
自粛要請を長く続ければ(これを考えたのは自粛要請期間だった)、中小企業などの”経済的弱者”が淘汰され、自粛要請を解けば、老人や持病のある、”身体的弱者”が淘汰される。
ああ、やっぱり世の中は弱肉強食。どんなに文明が発達しようと結局強いやつが生き残るのだ。
この先の人生はまだ短くないし、生き残るために勉強して武装すっかーと思ったところでスーパーについた。
おしまい。