2020-06-28

特攻隊を美化する人の倒錯無謬を前提とした愛国心

リコール関係でよく目にするし、渦中の一県民適当に書きなぐる。

某クリニックの院長やその取り巻きに多いけど、国のために散った特攻隊を犬死と言うのは尊い命や名誉冒涜になるという考えの人がいる。

別に犬死と言っている人も、命の尊さの認識については彼らと差はないであろう。

他方で、特攻による成果というものは命の尊さには関係なく現れ、現実としては戦況を変えることはなかった。

それ故に、特攻隊は犬死と言われるのである

そして、尊い命を無下にした当時の政府軍部)を非難し、過ちと断ずる。

某クリニック院長らの考えは使用者と被用者を混同し、現代で例えるならば、無茶なノルマ過労死した社員について、企業のために死んだのだから過労死不名誉だと企業への謗りを許さない旨主張するような倒錯を起こしている気がする。

そもそも、彼らは国の無謬性に異常にこだわる。

国の歴史に正の面も負の面もあるのは当然のことであり、それを受け入れた上で国を愛するかどうかを判断するものだ。

いい面しかいから、悪い面がないから愛する、悪い面は無理矢理にでも否定して無謬性に執着なんて随分と都合のいいスタンスで腹立たしい。

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