「ずるい」じゃなくて「うらやましい」と思える増田は自分で本当によく考えられる人なんだと感じた。
特定の相手じゃなくて、不特定多数の人と比べられて(常に自分の子が一番だと思いたい親だったから、常に私は負ける相手と比較されてきた)きたから、少しだけだけど、増田の気持ちがわかる気がする。
奔放にしていて自由に見えて、それが許される対象と、そうじゃない自分の比較が辛くて、30過ぎた今でも偶にへそを曲げることがある。人と付き合っていても、そうやって好き嫌いを口にできる相手のそういうところに憧れと尊敬を抱きつつ、尻ぬぐいをし続けることに疲れてしまって別れる、ってことが多い。面倒見が良すぎるとかそういう話じゃなくて、単純に、そう、増田のいうとおり呪われているのだと思う。
増田はさ、ここにこうやって書けた。何が嫌なのか、どう嫌なのか、ちゃんと状況を理解して、整理して、書き出せた。それってすごいことなんだよ。増田、次はイベントに出てみたら?小説だからあんまり頒布数は多くないかもしれないけれど、世界が少し開けるよ。同じように、二次創作を始めて、即売会というものを体験したら、少し世界が広がったんだ。私の書いたものを好きだと言ってくれる人がいて、感想をいただいたりしてさ。そうしたら少しずつ知り合いも増えて、「あ、ここでは自由なんだ」って思えるようになった。
現実的じゃないかもしれないけど、でも、増田は増田の世界を大切にしてほしい。
まだ若いみたいだけど、実家は出られない?呪いの近くにいるとどんどん病むから、生活が多少苦しくても、一人暮らしの方が私は性に合ってるよ。全部自分でやらなきゃいけないけど、全部自分の自由だから。