クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた新型コロナウイルスの集団感染の拡大が止まらず、乗客らから政府対応に批判の声が上がっている。乗客には高齢者が多く、健康状態も悪化しており、危機感を強めた有志約30人は団体を結成し、厚生労働省に船内環境などの改善を求める書面を提出した。厚労省が3日に船の検疫を始めてから1週間が経過したが、収束はいまだ見通せない。
「自分がいつ感染するか分からず、不安で泣きだす人や食事が手につかない人もいる。まるで野戦病院だ」。乗客有志「ダイヤモンドプリンセス船内隔離生活者支援緊急ネットワーク」の代表を務める札幌市中央区の元大学教授、千田忠さんは10日、北海道新聞の電話取材に窮状を訴えた。
船内有志同盟みたいなのができると、
強行下船とか船外脱出が次に起こる。