■オタク気質の起源

オタク気質はいったいどこから来るのか？

そのことを考察する上で、ふたつの対照的な例がある。

• 「ハンコ絵」　　　「個性的」な服装アニメキャラはしかしみんな同じ顔である。
• 「量産型就活生」　「没個性的」な服装の就活生はしかしみんな違った顔である。

オタクは前者を肯定し、後者を批判する傾向にある

これは「相貌失認」の類ではあるまいか？

顔の違いが分からないから服装や髪型といった顔以外の要素で識別せざるを得ない。

だから一人ひとり違う顔を持つ就活生がみんな同じに見えるのだ。

逆にみんな同じ顔のアニメキャラには違和感を感じない。

なぜ一般の方がハンコ絵のアニメキャラを気持ち悪いと思うのか？

オタクが量産型就活生(制服、ドレスコード)を気持ち悪いと感じる感覚と表裏一体のところに答えはある。

考察するヒントはほかにもある。

• オタクには冗談が通じない
• オクタには暗喩の類が通用しない
• オタクはしばしば語彙力消滅する

これらから総合的に見て「ニュアンス」に類する違いが分からないの様子が見て取れる。

オタク気質とはこうした脳の作りに起源するのではあるまいか？

ニュアンスの分からないことは最終的に離人症じみた感覚に発展しオタクの「傍若無人さ」をジェネレートする。

Permalink | 記事への反応(2) | 19:30

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