妻は20代後半。
妻のことは大好きだが、たまーにデート中鼻毛が出ていたりすることがあったり、スカートでストッキングもしてないのにすね毛の処理がされていなかったり、とまぁなんかその辺が甘い。
鼻毛が出ていたくらいで嫌いにはならないが、そのまま放置して赤の他人に見られるのも可哀想なのでやんわりと指摘することもある。
指摘した次の日にはひょっこりお鼻からお毛けさんがこんにちわしてたりする。
ちゃんと鼻毛に引導を渡したのか妻に尋ねると、鼻毛を抜くのは痛いから嫌、切るのは鼻も切ってしまいそうで怖くて嫌、なので毛を押し戻して出ないようにしただけという。
すね毛についても、週一くらいで剃ってはいるらしいが、疲れてサボっちゃう日もあるらしい。
ならいっそ脱毛したらどうか、金は心配せんでもええ、全額出してやると提案しても、通うのが面倒と一蹴される。
そうか、妻はずぼらなのか。知ってたけど。
なら自宅で脱毛出来るように、年明けにお正月特価で安くなっていたパナソニックの光脱毛機を購入し、プレゼント。
これなら通う必要もないし、家から出る必要もない、ずぼらにはちょうどいいね、と思ってプレゼントしたものの未だ封を開けた気配すらない。
妻のずぼら(A+)を舐めていた。
いや、夫婦とはいえ他人を自分の意のままにしようとする事におごりがあったのだ。
そんなに妻のあの毛この毛が気になるのなら、私が直接、定期的に鼻毛カットや脱毛機ケアを妻に施せば良いのだ。という心境なんだけど、それはそれで私が妻の女としての矜持を傷つけてしまわないか不安ではある。
ただ、大好きな妻には今以上に綺麗でいて欲しい。
どうしたもんやら。
鼻毛カットすら嫌がる女って実在するんかいな
妻を蕎麦にしよう