2019-10-17

anond:20191017103624

オゾンガスを静脈から採血した血液暴露すると、動脈血の様に赤く鮮紅色なります。赤くなっているのは酸素ヘモグロビンと結合たからですが、作用機序の上では、あまり意味はありません。(オゾンガスの95%以上は酸素です)体の中に戻した時に、100ccの酸素化した血液が戻ったからといって、体全体が酸素化するということはありません。この治療本体は、オゾン血液と反応して、そこに発生するROSやLOPなどの物質カスケード的に体内にて連鎖反応を起こします。


血液クレンジングによる体内の酸素化は、2,3-DPGを介して作用します。オゾンとの接触で、赤血球膜のリン脂質が分解して穴が開き、そこからオゾンがROOR=ペルオキシドという形で入ります。このペルオキシドは、グルタチオンペルオキシダーゼで分解されます。そのときグルタチオンは還元から酸化型になり、それに伴いG6PDによって、2,3-DPGが上がっていきます


その根拠の一つが、末梢動脈循環障害患者オゾン療法を行った研究結果です。末梢動脈循環障害患者オゾン療法を行うと血中の2,3-DPGが明らかに上がっていることがわかります。2,3-DPGが上がると赤血球酸素乖離曲線が右方移動し、末梢で酸素を離しやすくなりますので、もともと虚血だった部位に酸素供給されます


ヨーロッパで行われた研究では、高齢者に対して、オゾンガスを直腸注入した後の代謝活性化が調べられています

直腸注入というのはヨーロッパでよく用いられている方法で、血液オゾン療法と比べると3~4倍のオゾンを入れますオゾンを増やしていくと2,3-DPGが上昇し、2,3-DPGが上がると末梢の血流が改善することが確認されています

記事への反応 -
  • Twitterで話題にした人のプロモートの仕方が悪いのは認める。 義務教育で習った「静脈,動脈の血液の色の変化はヘモグロビン(鉄イオン)―酸素の結合による」に反するんだもんな。 ...

    • オゾンガスを静脈から採血した血液に暴露すると、動脈血の様に赤く鮮紅色なります。赤くなっているのは酸素がヘモグロビンと結合たからですが、作用機序の上では、あまり意味はあ...

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