グレタ氏の件で改めて原発のCO2の少なさを主張する人が増えているが
本当にクリーンなんだろうか
政府の回答だと
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/qa/iken/iken-q85.htm
日本国内の原子力発電所(53基、4712.2万kW)に換算すると1ヶ月あたり約6.0×10の15乗カロリーになります。また、太陽からの放射入熱は1ヶ月あたり約8.0×10の22乗カロリーになります。
とあるが、地球全体と日本の原発のエネルギーの比較するのは正しくないと思ったので色々細く計算してみた
https://honkawa2.sakura.ne.jp/9410.html
これは地球全体の海の面積3億6106万km2(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7)
のおよそ0.11909377942%にあたる
また、太陽からの放射入熱も反射率や陸地と海の面積が反映されていないように見える
http://web.archive.org/web/20060112100706/http://www.atomnavi.jp/uketsuke/qa03_28_020356.html
放射入熱の計算の参考にされた元サイト(怪しいサイトになっていたためWebArchiveから)から計算すると
これを月に直すと
だが待って欲しい
この数値は地球全体に対する値であり、海水温に直接影響を与える値では無い
先程のWikiPediaを参照すると
海は地表の70.8%を占め
になる
また海水というのは光を反射する
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-76uvindex_mini.html
水面の反射率は10~20%との事で、つまり実際に影響を与える熱量は80%~90%ほどになる
なぜ海水の反射率がないのかは謎だが、間を取って85%とする
ここに
この時点で原発から排出される熱量と日本の領海に振りそそぐエネルギーの比は10^4程である事が分かる
これは0.01%くらいだ
思ったより影響は少ないように感じる
実際には領海全部に原発があるわけでは無いのと、反射しなかった太陽光が全て海水温上昇に使われない事から(どのぐらい熱に変換されるのか計算式が見つからなかった・・)
最終的には比率は数%ぐらいまでなるんじゃないかと予想している
元々熱量の収支の均衡が取れている所の数%が果たして全く影響ないのかと言われたら、そんな事なくない?って思うのは自分だけだろうか