2019-08-29

子ども時代における田舎特有の閉塞感

新海誠監督作品「天気の子」を観た。

色々な人が、ほだかが地元を出てきた理由が描かれていない、ということを言ったりしているようだが、子ども時代をクソ田舎で過ごした人間には彼の気持ちがわかったのではないかと思う。

私は北国の田舎出身で、高校までずっと公立で周りの人間幼稚園の頃からほぼ同じというような環境で育った。

周りにはイオンすらない正真正銘田舎だ。

故郷のことを考えると、今でも息苦しくなる。

私の夫も地方出身だが、比較都心で育ち、地元が好きなようだ。

夫のことは心から愛しているが、地元には二度と戻りたくなくて、地元友達が0人である私は、彼とは本当の意味でわかりあえないのだなぁと思ってときどきさみしくなる。

しかし、わかり合ったところで傷を舐め合うような非生産的関係性を築き上げるだけだろう。

分かち合えるとしたら一人だけいる兄弟しかいない。お互い学校いじめられて、このクソ田舎で逃げ場がなかったという共通点があるからだ。しかし私はこの人が学校で受けるストレスをぶつけられていたので、強く憎んでいて絶縁を希望しているので、それは無理な話だ。

クソ田舎でひどい子ども時代を過ごした人は、天気の子を観ると鬱になるので観ない方がいいと思います

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん