ちょうどお盆休みの始め、田舎で友人の結婚式に出てきた。良い式だった。荘厳な結婚式場、楽団の生演奏、多くの友人、親族、職場の上司。スピーチ、豪華な料理。
友人の結婚式にでたのは初めてではないが、今回は、泣けた。
私は田舎を出て、借金をしながら、大学院でアカハラに耐えながら、2年留年の末やっと博士を取り、愛する人を見つけ、一緒になろうと思い、そしてバカな行動で失った矢先であった。
私がわけのわからん細胞を相手にしている時に、地元に残った彼女らは他人と、その家族と一から信頼関係を築き、新しい命を育もうとすらしている。
あの式の中心にいる私も、隣にいる人も、祝ってくれる沢山の友人も、今の自分には想像できない。そんな資格はない。相手の気持ちもわからず、ただ通り一辺倒の親切らしいことしか私はできなかった。これまであまりにも人間の心を見ようとしていなかった。
今自分にあるのは、研究だけである。研究への情熱は、いつまであるだろうか。それを失った時、なに私に残るものはあるだろうか。
思い立ったが吉日
そうか……。話は変わるがゾンビの集団と戦うとして武器をRPG7、スーパーバズーカ、カールグスタフの中からどれかひとつ選べるとしてどれを選ぶ?
細胞
なんかゾンビゲームとかのヤバイ研究所の職員の日記に見えてきた。