2019-06-16

第3次世界大戦への足音が聞こえる

イランの招待に応える形で、安倍首相イラン訪問した。

この訪問が何事も無く無事に終われば、これは、イラン国際社会に対して自分たち危険な国では無いという事を示すという意味で、イランにとって重要イベントだった。

 

これに水を差す形で、タンカー攻撃されるという事件が起きた。

 

今、イラン国際的にどういう立場に置かれているかというと、第1に重要ポイントは、イラン米ドル以外で原油を輸出しようとしているためにアメリカイランに対する態度を硬化させているということだ。

これに対して、イランへの支援を公に表明しアメリカを公に批判している国は、ロシア中国インド、その他たくさんある。今回、日本イランの招待に応えた事は、少なくとも日本が、イラン米ドル離れを批判する立場では無い事を国際社会に示したのと同じなのだ。そして、国際世論イランを味方する声が多数派だ。

 

これに対してアメリカと歩調を合わせているのはサウジアラビアと、ごく一部の国だけだ。それらの国々は、イラン危険な国だと煽りたてて、イランイメージダウンを図ることに躍起になっている。

 

今の情勢を見る限り、この企ては失敗に終わるだろう。アメリカ過去に何度もこの手を使ってきたが、国際社会はもう騙されない。

 

それが何を意味するかというと、将来的に米ドル価値暴落する事は既定路線になったことを意味する。ロシア過去ルーブル紙くずにされた恨みがあるから、本気で復讐しようとしている。中国も本気だ。

 

これに対して、アメリカは指をくわえて米ドル紙くずになっていくのを見守るのだろうか? そんなわけはない。

 

第3次世界大戦に備えよ。

 

 

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