性自認と性他認が一致していないときもあるタイプのトランスジェンダーだけれど、案外生活で困っていることはあまりないと思う。
ジェンダーレス化の流れか、案外元の性別と認識されたまま中性的な~性別規範を越境した振る舞いをしていても結構気にされないことはあります。(もちろん個人差はあると思いますので一般化は出来ないと思いますが)
唯一困るのは、「もっとプライベートを見せてくれ、もっと信用してくれ」と「場」に強要される時。
どういうことかといえば、個人相手なら、「相手はここまでなら平気そう」と互いに不快にならないラインを探してそこまでの自分のひととなりを伝えることが出来るけれど、大人数の「会合」とか、「職場」とかそういうところに僕個人の性質を表明するのはちょっと(いやかなり)躊躇する。
なぜなら、そういうところは大概、「トランスジェンダーなんて理解できない」と嫌悪感をもってしまっている人が少数であれいる可能性があるので、その場に参加している人間の性質を見極めるまではちょっと何もいえない部分があります。
まあしいていえばそのぐらいですかね。困ってることは。