小学1年生のころ、授業で国語の教科書を模写する時間があった。
おそらく字を書くことに慣れるために実施されているカリキュラムだろう。
ルールは簡単で、指定された位置まで模写が終わった生徒は教師の前に一列で並び、一人づつノートのチェックを受ける。合格をもらったら授業中は好きにしていい。
生徒は30人くらい在籍していたので、それなりに長い列ができる。自分も列の最後尾から並んでそわそわしながら待った。
いよいよ自分の順番が回ってきて、少し緊張しながらノートを教師に向かって開くが、なんと無言でノートを手で払われる。
チェックすらされない。その理由もわからない。困惑が頭を埋める。
ノートは教師の机の右側に寄せられて、教師は「次の人」と言う。もう自分のことなんて見ていない。
自分が何か悪いことをしてしまったんだと思って、無言で席に戻る。
汚いところがあったのではないかと推測して、消しゴムで消してもう一度書き直す。
もう一度列に並んで、また教師の前でノートを開くも、また無言でノートを払われる。
これがずっと行われる。
まわりのみんなはノートのチェックをされているのに、自分だけ見てももらえない。
せっかく並んだのに払われたノートを拾って戻っていく気持ちを想像してほしい。
学期末の通信簿には「積極性がない」と書いてあった。今でもあの悔しい気持ちを覚えている。
当時は自分が悪いのかと思っていた。
大人になって組織や人材のマネージメントをする立場になって、たくさん勉強した。
今でもあの担任を恨んでいる。
子供って立場は、本当に弱いもんですね。 理不尽な仕打ちだったと確信を持つまでに長い年月を要する。
でもキモくて金のないおっさんが理不尽な仕打ちを受けている場合はそんなの相応なんだから受け入れろと加担してしまうんですよねわかります
恨んでいい教師
・そんな20年以上たってそうなことを引きずってる時点でアホ ・それは普通模写ではなく書きとりという
これはなぜ見てもらえず手で払われたの? 気分?
根本的な勘違いをしていたのでふざけていると思われたから
同級生からの虐待を寧ろ唆す側だった担任がいたが、死んでてほしい