おおもとの増田です。
著作権法にこだわるニキは、そもそも「引用」の2つの意味を取り違えているように思うのですよね。
「参考文献」についてはreference(参考文献)とかbibliography(文献目録)ですかねえ。referenceは文字通り言及した文献の一覧という意味があり、bibliographyだと包括的な文献目録という意味にもなるのですが(「ディスコグラフィ」とかと同じ用法ですね)、まあたとえば学術書で最後にずらっと言及した文献並べているような場合はどっちでもいいのではないかなぁと思います。英語の本読んでてもどっちも見かけるし。むしろref.1って初めて見ました。
というふうに、引用元の文章をそのまま持ってくるのが、著作権法および日常的な用法における「引用」です。
ところが、一部の分野では、
こういうのも「引用」って呼ぶらしいんですよね。いやそれは厳密には引用じゃなくてパラフレーズとかそういうやつだろ、って思うんですが、まあそれを引用と呼んで普通は特に不具合があるわけではないので、これを引用と呼んでも咎め立てされることはありません。
しかし、この2つを混同してケチをつけてくるのなら話は別で、いやそれは引用じゃねーから、と言わなければいけないと思います。
最初は著作権法にこだわるニキの言ってることが意味不明すぎて理解できなかったんですが、増田の整理で著作権法にこだわるニキがどこで勘違いしているのかに気づくことができました。ありがとうございます。
トラバでもらった質問(anond:20190511155122)にお返事。 1.「注」、「参考文献」に該当する学術英語はそれぞれなにか。参考文献はreferenceやref.1とおもうが注はnoteでよいか。 「参考文...
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著作権32は「引用は無罪」っていってるだけで、さっき書いたような「出典かけ」とかの要件はなんとこれもインフォーマルにも「判例法」によって定められている業界慣行のような...
結局のところ、 AらはBという物質がCという性質を持つと報告している[1] [1]A et.al., hogehoge.rev., Vol.12 (2019), p456 という文章は著作権法で判断した際に、 1.黒。違法 2.黒よりのグレー。違...
おおもとの増田です。 著作権法にこだわるニキは、そもそも「引用」の2つの意味を取り違えているように思うのですよね。 法的な「引用」 「参考文献」についてはreference(参考文献...
コメントありがとうございます。 自分も変な勘違いしてるんじゃないかなぁと思いながら横からツッコミしてました。 例に出したような文章がほんとに著作権法その他に違反するなら、...
デフォルトスタンダード? デファクトスタンダードのことか?
そうわよ
anond:20190511155122 とは別人だけど、ここの「インフォーマル」って何でもぶち込めるnoteを、形式として定まってない、形式ばらない、砕けたとかいう意味で言っているんじゃないの? その...
(略)ここの「インフォーマル」って何でもぶち込めるnoteを、形式として定まってない、形式ばらない、砕けたとかいう意味で言っているんじゃないの? その形式の特徴を言ってい...