2018-11-10

なんかね。

数日前に、恋人と一緒に家から二十分くらい歩いたところにある大きめの公園に行って、久しぶりに公園遊具遊んだんだよ。アスレチック的なやつとか、ジャングルジムとか、なんか壁に取っ掛かりが付いててよじ登るやつとか。ああ子供の頃もこういうのあったなあとか、今の公園にはこんな遊具があるんだとか、とにかく楽しかった。ゲラゲラ笑いながら走り回って、喉乾いたねっつって自販機ジュース買って飲んで、また遊んで。午後二時頃に公園に着いて、気がついたら五時前で空が茜色に染まってた。

二人で手を繋いで家に帰る途中で民家から魚を焼いてる匂いが漂ってきた時に「学校からの帰り道でカレー匂いがしたら、なぜだか勝手に『ウチもカレーかも』なんて勝手に期待しちゃったよね」なんて話したり「ウチの近くには親切なお婆さんがいて、ちょっと遅くまで外にいると『子供は早よ家に帰らんね!』って叱ってくれて、なのに子供からその婆さんに『地獄ババア』なんてあだ名をつけてたんだよ」みたいなことを思い出しながら話したりして、すごく楽しかった。

僕も恋人普段仕事に追われていて、休みの日は出来るだけ一緒に楽しくすごすために、今日はあっちの展示を見に行こうとか、あそこの店はパスタが美味いらしいか映画を見にいくついでに食べに行こうとか、どこかに出掛ける事ばっかり考えてたんだよ。でも、近所の公園で走り回ったり、コンビニちょっとしたケーキとかプリンなんかを買って食べたり、そういうことも十分に幸せなんだなって思い出した。

小学生の頃に楽しかったような遊びを一緒にする友達はもういないけど、公園楽しい場所なんだって思い出せてすごく嬉しかった。別にオチとかないんだけど、嬉しかったよって事を書きたかった。じゃあね。

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