2018-09-29

anond:20180928223618

ステイナイト本編の説明だと以下の通り。

 サーヴァントとは、過去英雄のものである

 神話伝説寓話歴史

 真偽問わず伝承の中で活躍し確固たる存在となった“超人”たちを英雄という。

 人々の間で永久不変となった英雄は、死後、人間というカテゴリーから除外されて別の存在に昇格する。

 ……奇跡を行い、人々を救い、偉業を成し遂げた人間は、生前、ないし死後に英雄として祭り上げられる。

 そうして祭り上げられた彼らは、死後に英霊と呼ばれる精霊に昇格し、人間サイドの守護者になる。

 これは実在人物であろうが神話上の人物であろうが構わない。

 英雄を作り出すのは人々の想念だ。

 こうであってほしい、と想う心が彼らを形取り、彼らを実在のモノとして祭り上げる。

 そこに真偽は関係ない。

 ただ伝説として確かな知名度信仰心さえあれば彼らは具現化する。

 人間が生み出した究極の理想人間の中でもっとも優れた人間

 それが英雄であり、英霊である

 そして当然、人間以上である彼らは、決して人間では操れない。

 魔術師は彼らの力の一端を借り受け、その真似事をこなす程度に留まるのが常だ。

 英霊のものを呼び出して使役する、なんて事は決して出来はしない。

 が、聖杯はその不可能を可能にした。

 本来人間の手におえぬ英霊をまるごと召喚し、あまつさえマスターに仕える使い魔に固定した。

 そのデタラメさは、まさに聖杯が万能である事の証でもある。

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