この考え方に至るまでにはいろいろと今までのネット経験が影響する
2000年代、今のようにテレビの全録機器が不十分だったりYoutubeのような動画投稿サイトがほとんどなかった頃、テレビで放送されたニュース番組などでの出演者の発言を後になって確認するには、当時のリアルタイムのネット投稿が重要な証拠とされていた
荻上チキが福島瑞穂議員の朝生失言デマを証明するために使用したのは、2ちゃんねるの実況板の投稿だった
どんな出来事でも後になって当時を知らない者が当時の解釈を歪めて再解釈することは故意でも過失でもよくあることだ
そういったことに対抗するために、この世界の片隅にいる何の影響力もない一市民でもリアルタイムで世の中の出来事に対して何かしら発信を残すことが重要であるのだ