物語の展開などは面白かったが、どうしても文章のテイストが『20年前のラノベかよ』といった感じで、テキストを読んでいて冷める。
冒頭3分でもはや古典レベルの展開と、数百万回見たような主人公のノリ。文章のタッチなんてニュアンスでは伝わらないかも知れないが、いわゆる“あの”時代のいかにも頭の悪そうな文章。
まさか平成も30年というこの時代に、20世紀凸凹によく見たような時代遅れの文章を読むことになるとは思わなかった。
面白いノベルに必要なのは【引き込むネタ】と【読ませる文章】だと個人的に思っているのだが、この作品には圧倒的に後者が足りなかった。
正直ページ送りがストレスに。
中身自体は良かったので今後ライターの方は原案に、執筆は若々しいセンスを持った後進に譲ってはいかがだろうか。
全体的に評価がいいようだが、恐らくあの時代の古臭いタッチの文章を違和感なく受け入れられる世代か、感覚の持ち主なんだろう。
自分には無理だった。
シナリオライターが電撃黎明期に燦然と輝いた阿智太郎だからなあ
まさに20年前のラノベ全盛期の人だしwww
全くの余談だけど、今、絶好調としか言いようが無いFGOのメインシナリオライターの奈須きのこなんて、阿智太郎の5歳年上なのにね。 挟み込まれる小ネタも一々古くて、これ読んでる...
きのこもギャグパートは古いネタ多いけどな。
だったら古いからダメって話じゃなくない?
そうなんじゃない? 「全体的に評価がいい」らしいし。