作った瞬間に、キャラクターは命を芽吹き独りでに歩き出す。
よく著名な漫画家が頭の中で勝手に動くだとか、いうことを聞かないだとか言うが、それはファン(第三者)から見ても同様である。
キャラクターは作った瞬間にそれを認識したすべての人間の脳内で命をもつのではないか。
1人の人間を愛したり憎む人間がいるように、キャラクターを愛する(推す)人間が現れていく。独り歩きを始めたキャラクターを例えそれを作り出した企業、作者であっても止めることは不可能だ。
そして時たま、企業・作者は新たなそのキャラクター像を生み出し、第三者の脳内の情報を最新にアップデートしていく。これは非常に重要な行為だ。キャラクターは二次元であるために時の流れから外れている。我々と同じ生活を送るために供給は不可欠なのである。
さて、この自論を踏まえた元考えると、「キャラクターを大量に生み出すコンテンツ」には相当な負担が強いられることになる。
近年大人数のキャラクターを売りとするソーシャルゲームが大量に現れている。わたしはこれに問題提起したい。本当にあなたたちはそのキャラクター全員に責任が持てるのか。
他のキャラクターには定期的なアップデート(声のイメージを担当する人間の有無、CDの有無、アニメ作品の出演有無)が行われているのに、なぜ私の愛するキャラクターのアップデートは不定期なのか?推しているファン数が少ないから?それで推し量っていいものなのか?
あなたたちがそのキャラクターを作り出した瞬間に、そのキャラクターを愛する第三者が現れていることを忘れてまいか。
あなたたちは子を持つ親と同じなのだ。同じ家庭なのなら尚更、兄弟にかかる手間に差があってたまるものか。
わたしには彼らの泣き声が聞こえる。
わたしを忘れないで!
いつもの格差ガー
うんち
見守って育てていくのがファンだろ?
止めることは不可能だから大丈夫