俺の住む地域の携帯電話ショップはたちの悪いのが多いらしく、女性一人で来店すると無用な契約や付属品の購入をを半ば脅されるようにさせられることがよくあるらしい
妹と姪っ子がスマホの契約の際にその被害にあったので、後日俺が同席して不要と判断したもの全て解約させた
手続き自体はあっさりと終わったので、俺が出張るほどでもなかったなと言うと
妹は「男の人がいるだけで店員の態度が全く違うのよねー」とあっけらかんと答えた
客が店員に要求を伝え、店員は客の要望通りに実行に移す、当たり前のことだと思っていたが、客が女性だけの場合は必ずしもそうならないらしい
それがきっかけで、妹やお袋の友人知人の携帯電話関係の手続きに引っ張りだこになった
やることは窓口で依頼者の隣にただ座って、適切なタイミングで店員に「いいえ、それは結構です」と言うだけ
最近は電気屋でテレビやパソコンを買うときの付き添いも頼まれるようになった
みんな「男の人がいるだけで心強い」「きっぱりと断ってくれて助かった」と感謝してくれる
それは男の人と一緒だからというのもあるかも知れないけど、女性陣が機械に弱そうで、何だかんだと小難しい説明をすれば分からないままに買ってくれると思われてたんじゃないかな...