ありがちな命題だけど、ある説によればこれは「アダルトチルドレン」なのだと。
アダルトチルドレンは幼少期より親のため、つまり自分以外の他人のために生きてきたので、成人して自立を求められる時期にくると、親のためにいきる必要がなくなり、何のために生きているのかわからなくなるのだと。
自分自身は幼少期~高校卒業くらいまで、親のためではなく自分が好きなことをするために生きてきたつもりだったが、大学生になった頃(=親元を離れ始めた頃)から生きる意味や目的を見失い始め、社会人になって十数年たつ現在も、何のために生きているのか明確に自覚できていない。
「誰か」のために生きたいと思い、その大切な「誰か」≒恋人や結婚相手を探そうとしたこともあるが、なかなかうまくいかない。
うまくいかない自分は価値がなく、そもそも生きる意味がないのではないか、よしんばそういう人を見つけることができたとして、何らかの理由でその人がいなくなってしまったらまた元の木阿弥なのではないか、これは生きる意味を他者に「依存」しているだけなのではないか、と諸々不安になる。
しかし生きる意味や目的が明確にならなければ、人生はつまらないものになってしまう。
それでは耐えられそうにない。