2018-06-11

親に愛されたかった

虐待を受けて育ったわけではないが、親が私に対して愛情があるか懐疑的だった。

子供の頃から親に嫌われまいと振る舞っていたような気がする。心配させまいと我慢した。

それがいつしか、親に相談はできないに変わっていた。勇気を出して相談したことを無碍にされたからだと思う。

服の趣味バカにされた。自分お小遣いで買った服を見て、私の母は激怒しそのままその服を服屋に返した。

今ならこれが毒親だと分かる。

父は自営業をしていた。稼ぎはよくなく、毎日不景気から」と言っていた。

その割には毎晩よそで酒を飲みに行っていた。家庭から逃げ、お酒依存していた。

父との思い出は少ない。父親らしいことをしてもらった覚えもない。

キャッチボールや、就職相談や、成人式卒業式に何かをもらったこともない。

たまに電話したときに「さみしいなぁ」とボヤくような父だった。

私はそれがたまらなく嫌だった。

社会人になって数年が経ち、私はいつも虚無感に悩まされていた。

何をしても虚しく、心が動くことがなかった。恋人がいたときもあったが、どうしても愛し続けることができなかった。

そもそも私は自分も含め、愛することができないのではないだろうか。

結局、私は親に対して絶望し、縁を切ることになったのだが。

たまにふと、親に愛されたかったと思っては涙が出る。

もう限界なのかもしれない。

  • (私が求める理想の)親に愛されたかった

    • 元増田です。 理想なんですかね。 現実的な愛ってどういうものなんですか? 増田は愛されてる実感があったんですか?

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