2018-04-20

2018年巨人の弱さをひっそりと愚痴

 巨人最下位を驀進している。何の不思議もない。結果を出せなかったヘッドコーチバッテリーコーチまで兼任している、キャリアで3割打った年が1年しかない選手が1軍バッティングコーチをしている、スタメンに右打者をずらっと並べて代打には左しかいない、などいくらでも理由は挙げられるが、一番どうしようもないのは采配がフローチャートで完全に予測可能なことだ。1点以上負けているときはほぼ以下の通り。

・5回 投手代打にお試し枠の選手が出る。塁に出ればめっけものくらいの扱い。

 立岡、田中俊太など。ここで阿部亀井を出すことはまずない。また、もっと早くから勝負することもほぼない。場合によっては2番にも代打を出せばいいと思われるが、ここでは出さない。

・6回 1点でも負けていれば敗戦処理コースが出てくる。宮国、田原など。今は調子が良い選手が入っているのでそんなに打たれないが、もっと酷い選手が入っていたときはここで炎上していた。この選手たちが勝ち継投や先発に昇格することはほとんどない。また、ピンチになっても点を取られるまで降ろされない。

・7回 小林または投手代打大城が出る。小林が何割打っていても8番のまま。捕手交代。

・8回または9回 主に2、8、9番のところに阿部が出る。クローザー相手なので打てない。終わり。

 敵からたらこれほどやりやす相手もないだろう。流れを変えようという手が一つもない。判子が采配した方がマシであるランダムな要素がほんの少し入っただけで全然違うはずだ。相手裏切り、流れを作る采配をしてほしい。

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