2018-04-12

下痢で生きていく vol.1

そうケツ意した。

医者からあなた下痢です。」と言われた時、頭の理解が追いつかなった。

「なんで?俺が?下痢?」とパニックになりかけたが医者も多くの下痢患者を見てきたのか、冷静な声で

「確かに現在医学下痢を完治させることはできません。しかし、下痢患者の多くは日々の下痢の痛みに耐えて生活をしています増田さん、一緒にがんばりましょう。」力強く応援をしてくれた。

家に帰ってから妻に「大事な話がある。子供が寝てから少し時間がほしい。」というと、察していたのか「わかった。」と一言だけ。

夜、妻に「実は下痢なんだ。」と告白したら、妻は「そっか。」と言ったきり黙ってしまう。

下痢の夫なんて嫌だろう。離婚しよう。自分が出ていく。」と言うと妻は「馬鹿な事言わないで頂戴。あなた下痢でも、亮太にとってはあなたがパパだし、私にはあなたしかいないの。一緒に頑張ろう。」と目を真っ赤にして泣いていた。今年小学校入学した亮太にも、いつか話さないといけない。でも、妻となら、いい方向に迎える気がする。」

翌日、会社上司に話をすると、「そうか、わかった。下痢の症状がでたらいつでもトイレに駆け込んでくれて構わない。退社をさせたりしない。増田君は我がチームの大切な仲間だ。最後まで一緒に頑張ろう。」と激励してもらった。下痢理解がある上司で助かった。ネットで話を聞くと、「下痢と報告したらすぐに退職に追いやられた」や「廊下で漏らして以降、聞こえるように陰口を叩かれるようになった」などの話もあったため、心臓バクバクしながらの告白だったが。

かに下痢を宣告された時、頭が真っ白になった。

でも、それとは別にパンツ茶色になった。

ケツ意したんだ。

下痢で生きていこうと。

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