#MeToo とは当初は泣き寝入りしていた性的暴力被害告発から入ったものだが、次に過去のセクハラ被害の告発に入り、今では自分の体験談や思いを語る場になっている。これは非常にいい流れだと思う。とにかく嫌なことを嫌とその場で言えて解決できる社会が一番平穏だ。
「体を触られるのが嫌」「童貞と言われるのが嫌」「おっぱいと叫ばれるのが嫌」、人にはさまざまな嫌なことがあるが普段は社会的制限で我慢している人が多い。それを#MeTooで表に出すことができたのだ。
では、嫌と言われたほうはどうすればいいのか。ここは難しい。「嫌だと言われることが嫌」という感情もあるからだ。
簡単なケースなら、
「体触られるの嫌」→「悪かった、もう触らないよ」→「ならいいわ」
で解決できる。
「童貞と言われるのが嫌」→「悪かった、もう君に童貞と言わないよ」→「ならいいよ」
つまり、
「おっぱいと叫ばれるのは嫌」という場合は、「君個人に対しては言わないよ」や「君の見えるところでは言わないよ」とは譲歩できるが、「もうおっぱいと叫ばないよ」という解決案は提示できない。
だから、今回の「童貞」や「おっぱい」「ヤリマン」等がセクハラワードとして指摘された時への対処の仕方としては、