2017-12-10

格差社会弱者を救う

格差社会は悪であり、弱者との格差をなんとしても是正すべきだ」という意見は、日本人に根強い。

だが、本当にそれだけでいいのだろうか。

世界は今、エリート競争時代突入した。

この地球上で競争しているのは「人」同士ではない。

高学歴者、富裕層スペシャリストといった「エリート」こそが、今や競争の新たな「単位なのだ

高精度であるほど発展する性格もつこの世の中は、技術資本人材の集積によりその競争力を増す。

この動かしがたい社会合理性の結果、世界の多くの国で、いまエリートへの一極集中が進んでいる。

この現実無視して、平等主義金科玉条としてエリートの富裕化を否定すると、結局、国家社会競争力の失速を招く結果となる。

もし、日本エリート競争力を失うと、その冨を得るのは、実は外国エリートであって弱者ではない。

強者の失速は、結果的弱者に分配する原資がなくなるという受け入れがたい未来が待っているだけである

日本世界一格差社会にならなければ、弱者未来はない。

強者が沈むと、弱者が沈み、社会が沈む。

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