歴代大河ドラマの一覧をwikipediaで見ていたら、2010年代以降はほとんどがオリジナル脚本で、原作の歴史小説はないのが主流だったのだなぁと改めて知った。
70近くなる父は、自分が若い頃の大河ドラマのチャンバラ性・戦場っぽさ・大見得感や、成り上がり人間ドラマ感(昭和の頃は戦国武将に学ぶサラリーマン術みたいなのがたくさんあった)
がお好みで、この頃の大河ドラマはつまらんと、いかにも老人らしく怒っている。
よく考えたら「歴史小説」という小説ジャンル自体が変化したというか、司馬遼太郎、宮尾登美子、海音寺潮五郎、山岡荘八やら、
いかにも重厚感ある”大河映え”する長編歴史ものを書く小説家もみんなとっくに死んじゃってるし。
そりゃー大河ドラマがライトタッチになるのもしょうがないよね、と父を慰めた。
今期は特に女性におもねりすぎというか…、女の私でも、それなりに面白いんだけどでももうちょっと男性的でいいと思うんだけどな
その方が”大河”ぽくていいのになぁと思って見ていた。
いや今年のはかなりハードな内容で歴史マニアも大納得なんだが。
うーん、そりゃ歴史マニアは納得なのかもしれないけど、 私の父や私は重厚風味の歴史ドラマをキャッキャ言いながら見たいだけの普通勢なので。すまんね。
まあ歴史に基づかずフィクション性を優先するほうが雄大豪壮になるわけで、最近のはきっちり歴史考証しているから良く言えば地に足がついてる悪く言えば小ぢんまりしているんだろ...
日曜20時から、史実に基づいてるのかもしれないけど、それほど盛り上がりのないドラマを見るのはあんまり…。ということです。 ついでに言えば、NHKについて不思議なのは、歴史系...
NHK的にはヒストリアを入門編として大河にステップアップしてほしいと思ってるんだろうけどね。 増田が求めてるのはタイムスクープハンターなんだろうけど、あれも終わっちゃったし...