2017-09-12

コリドール面白い

9✕9マス(ミニ版もある)の盤上で戦う対戦ボードゲームで、お互いのコマを交互に1マスずつ動かし、どちらが先に相手側のゴールに辿り着くかというとてつもなくシンプルルール

ただし、そこに頭脳的かつ戦略的そして面白さを加えるのが「壁」の存在だ。コマを1手動かす変わりに壁(10枚所持)を設置してもよいことになっている。壁は2マス分の長さがあり、縦、横どちらの向きにも置くことができ、壁を駆使して相手の最短ルート妨害していく。壁でコマを完全に閉鎖することは禁止で、必ずゴールに繋がるルートが残るようにしなければならない。

一度設置した壁は変更できないので、あとになって自分に不利に働かないように作らなければならないが、基本的な攻め方のひとつとしてはコの字型に壁を設置して出口を後方につけることで、相手を遠回りさせるというのが比較簡単で有力なやりかたのようだ。

壁はひとり10しかないため、相手を攻めるための壁、自分ルート確保のための壁、という2種類の用途で考えたほうが良い。攻防手が決まれベストだ。

勝つためのポイントとしては、序盤で壁を使いすぎないほうが勝利に結ぶつきやすい。

どうやら勝利側は壁が余ることもあるが、敗者側は壁を使い切っていることがほどんどである

頭脳的ではあるけれど、囲碁将棋チェスほどの難解さはなく、ほどよい刺激のある対戦ゲームなので、老若男女問わず楽しむことができると思う。

ゲーム10分程度で必ず決着がつき千日手にはまずならない。つまり収束性が高く、プレイ途中で飽きてグダるということは皆無なような気がする。

まだ、やってみたことがない人も一度やってみてはどうだろうか。結構ハマると思う。

とりわけこういうゲームは、狡猾で意地悪なやつが強い傾向はありそうだ。

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