PPPのゴリ押しは慣れたら平気になったけど、カバンちゃんが急にネガティブな事言い出すシーンだけは違和感が拭えない。
ジャパリパークで色んなフレンズを見てきたはずのカバンちゃんが自分を指して『見るからに駄目』なんて言うとは思えないんだよなあ。
サンドスターによって唐突にフレンズになる事を否定するならそれは他のフレンズも否定することになるだろ。
それって間接的に『フレンズって何のために生まれたのか意味分かんないよねー(キモーイ』とカバンちゃんが言ったことになるだろ。
そうじゃないだろ。
今まで旅してきて色んなフレンズが生きてることそれ自体の素晴らしさを感じたカバンちゃんが今更そんな事言い出すはずないだろ。
それに『見守ってくれて』も違うだろ。
一緒に旅をしてきたんだろ。
最初は見守ってたのかも知れないけど途中からはそうじゃないだろ。
一緒にいるのが楽しかったんだろお互いに。
それをなんで対等だと捉えられないんだよ。
そこまできてまだウジウジと自分が下だと思ってるのか。
もっと周りが見えるようになっただろあの旅で。
それなのにどうして、最後にそんな弱気になって自分を卑下するんだ。
木登り出来るようになって自信付けたんじゃないのか。
旅の間に何度もバージョンアップされたはずの自己効力感をなんで急に失った。
お客さんじゃなくなって、パークの皆と対等になったはずだろ。
それなのにどうして最後にそんな悲しいことを言う……。
やっぱ気に食わない。
『自己肯定感の低いゆとり世代さとり世代どもにシンパシーを持たせて神アニメ感マシマシだぜーwwww』とでも思ってそうな所も気に食わないけど、
何よりも最後の最後でカバンちゃんが旅の中で積み上げてきた物が突然なくなって、1話前半のウジウジしてただけの子に戻ってしまったような所が気に食わない。
そこだけが残念だ。