真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
だが、学ぶべき教訓は「直せる内に直しておけ」である。
もちろん“直せる内”というのは、壊れている対象以外も包括しての話だ。
本当の意味での「動かない」とは、使う人間や求める人間がいなくなるときだと肝に銘じたまえ。
いい質問だ。
こう考えてみるといい。
その中にある“物語”を消費したいのさ。
だが、情報として消費するべきものすら物語を求めてしまい、結果として事実関係すら捻じ曲がってしまうことがあるのが厄介だ。
例えば秋葉原のヨドバシカメラで、Wii発売日にルイージが乱入したという有名なデマがあるよな。
実の所これは事件でも何でもなかったのだが、その当時のネットの書き込みで、とある人間がそこに物語を付与した。
それでも、彼らはその物語を持て囃した。
嘘だったとしても、大半の人間は痛手を負わないのなら尚更だろう。
そして、こういった精神が時に判断を鈍らせてしまうという好例だな。
今回、学ぶべき教訓は「リテラシーとは物語を求めないことである」といったところかな。
言うまでもないことだとは思うが、私の回答にリテラシーは必要ないぞ。
……我ながらしゃらくさいな。