2017-07-11

発達障害時代ラカン精神分析』目次

目次が見つけられなかったので(どこかにあるのかもしれない)、載せます。いい本です。

個人的には、発達支援特別支援教育に関わっている人にぜひ読んでもらいたい。

別にラカンを知らなくてもいい。読めると思う。わからないところは読み飛ばしてもいい。

発達障害まとわりつく固定観念をきちんと精査して、その上でどうやって一緒にいるかを考え直すきっかけになる一冊です。

その上で興味があれば、著者の方々の論文や、「現代思想」「表象11」などを手にとってみるといいかもしれないです。

発達障害時代ラカン精神分析――<開かれ>としての自閉をめぐって』目次

はじめに

第Ⅰ部 歴史を振り返る

第1章 「発達障害」の問題圏――歴史的精神分析考察上尾真道)

第Ⅱ部 発達障害を「聞く」――ラカン精神分析臨床の視点から

第2章 発達障害における「生」と「死」の問い――発達障害児母親との間で何が分有されているのか(牧瀬英幹)

第3章 学校×発達障害×精神分析――発達障害と「自我の目覚め」(丸山明)

第Ⅲ部 現代ラカン派の「自閉」論

第4章 ベルギーラカン派による施設での臨床について(池田真典)

第5章 ラカン精神分析における自閉症論(松本卓也

第6章 言語(ランガージュ)に棲まうものと知――デビリテから発達障害へ(河野一紀)

第Ⅳ部 <開かれ>の空間――思想史視点から

第7章 とぎれとぎれに結びつく――発達障害から関係性を考える(渋谷亮)

第8章 可能的なもの技法――「自閉」のリトルネロに向けて(小倉拓也)

おわりに

参考文献

事項索引

人物索引

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