確率を計算すると、約6割の人間が確率通りの回数までに当選できるという。あなたは確率通りにそれに当選できると思いますか?
YESと答えたあなたは、ギャンブルには向いていないかもしれない。
例えば1/100の当たりを100回引くまでに当たる確率は、63.4%
これは、当たらない確率を確率回分だけ試して100%から引くことで計算ができる。
大当たり確率1/nとした場合、=1-(1-(1/n))^nが計算式だ。
つまり6割以上の人間は確率の回数以下で当たりを引くことができるということを意味している。
尚この数字はおもしろくて、約500回を超えるとどれだけ確率が大きくなろうと63.2%に固定される。
また、仮に大当たり確率が1/2なら75%。1/10なら65.1%、1/50で63.6%と、大体の場合において6割前後は確率回数分までに当選できるという結果になる。
もしこの数字をみて、自分ならその6割に入れるかもしれないと思ったなら、あなたはギャンブルが向いてないと言えるだろう。
なぜなら、実に36%近くの人間が、確率回数までに当選できないからだ。
ではここで、確率回数の倍まで試行しても当選しない確率を計算してみよう。
数式は試行回数だけ倍にした=(1-(1/n))^2nだ。
例えば当選確率が1/100の場合、実に13.4%もの人間が確率の倍まで試行しても当選できないことがわかる。
これも同じく、1/50の確率の時点で13.3%に達し、そのままどれだけ確率が低くなっても13.5%に固定される。
つまり、7.4人に一人は、確率の倍以上試行しても当たらないことを意味している。
これこそがガチャやパチンコ店の儲けの最も基本的な計算方法だ。
確率通りに100%近く当たるものと誤解させておいて、取り戻したい気持ちを利用させてさらにお金を突っ込ませるのだ。
こんな簡単な確率計算もできない情弱を捕まえて、当たる!と騙しては金をむしり取る。
それが彼らのやり口だ。