どの画面遷移図を見ても、わかりづらいと感じる
わかりやすい画面遷移図を見たことがない
最近はモックアップツールもいっぱいあるが、モックアップはそもそも俯瞰できないから意味がない
画面遷移図がスッキリしていると、ユーザー側も理解しやすいのは確かだが
込み入ってるからわかりづらいとは、確定的には言えないと思う(経験的には分かりづらいことが多いが)
結局、開発者はユーザーに対して適した量のviewだけを見せている
例えば、コンテンツ、前に戻る、次に進む、より一覧の階層、より詳細の階層、別の要素など
あるいはそれに至る導線を示している
実際には全体が非常に複雑でも、そういう風に表示すると人間は理解しやすいから、そうしているのだ
逆に言えば、元の複雑な状態を見せられたら、そりゃー分かりづらい
分かりやすかったらwebもアプリもいらない、まるごとユーザーに示せばいい、開発なんて誰でもできる、でもそうではない
じゃあどうやって画面遷移図を作ればいいのか
画面遷移図は分かりづらいが、分かりやすく見えるように全体を設計することは可能だ
「俯瞰でみた時にわかりやすい」というのは、細部を見る必要が無いくらいに脳内でモデル化できるということだ
日本地図を見ても、世界地図を見ても、町内地図を見ても、「わかりやすさ」は変わらないのと同じだ
だから、フラクタル構造みたいに、階層的にモデル化された構造を取っていれば見やすくなると思う
そうした時に良い形の画面遷移図は、大きなモデル化から小さなモデルへ辿れるようなUIになっているか
あるいは大きなモデルと小さなモデルを両方見ることができて、ただどちらに注目するかで見え方が異なるような状態になっていればいいと思う
ここまではわかるが、このあとはわからない