言いたいことはよく分かるよ。
要は、スター数による評価には、どんな人によるスター(肯定)なのかが斟酌されないから、
アホによる+1と知恵者による+1が同列に見えてしまう、そのグロテスクさが嫌悪感をもよおすのだよね。
これからの時代のソーシャル評価システムには、重み付けが必要不可欠だと常々思っている。
AIなどの研究がうまいこといけば、ネット上の言論の品質評価ができるようになるはずだ。
いまはネット上で目立っていて、思考を侵食してきがちな類の論、たとえば、門外漢による浅はかでシンプルな暴論や排斥論、
アスペルガー障害を疑うレベルの「汲み取る力」欠乏ゆえの難癖、そいうった類の不適切具合が可視化されるようになる。
そうすると、そういった論に足を引っ張られず、知的で建設的なコミュニケーションがネットで成り立つようになる。
きっと、技術が進めば、サイレントマジョリティの良識がもっと見えやすくなる。
その良識に至る複雑で複合的な発想のプロセスが、凝り固まった考えの人にももっと伝わりやすくなる。
そういう時代がきっと来ると思うんだけどなぁ。