おそらく、あの頃の管理職は定年退職している頃だと思うので書いてみようと思う。
部活動指導について、教職員にはわずかな手当てしか出ないと聞いたことがある。
さて、もし部活動指導をするのが正規の教職員や臨時の講師ではなく、臨時職員であったらどうなのか?
手当ては全く出ない。
それでも、管理職から「生徒のために」「全員にお願いしている」と言われれば、引き受ける人もいるだろう。だって、学校という職場で臨時職員でもいいから働こうと思った人たちだから。
私は2年続けて打診されたけど、どちらも断っている。
そのときの管理職は、「部活は生徒指導の一環。全教職員で一丸となって取り組もう。だから部活の顧問を引き受けるべきだよね?」
みたいな考えを持っていたんだけど、それって個々の立場や待遇を一切無視してるよね?と思った。
と書くと、教育にお金の話なんて!って言う人も出てくるんだよね。学校で働いてるんだから「それぐらい」やりなさいよ、やってもいいでしょ、やって当然でしょ。いくら低い給料だろうが、生徒から見たら「先生」なんだから、って。
教職員の方々も、手当ては出るけど大変らしい。
夜遅くまで、学校の明かりがずーっとついてるっておかしくない?
部活動指導をやりたい!という教職員にとっては余計なことかもしれないけど、私は、教師こそ早く帰れるべき職業だと思う。心に余裕がないと、いい教育はできないんじゃないだろうか。