いや、死んじゃいないんだけど、今朝、祖父が倒れた。
で、なぜか今仕事を休んで自宅待機している。特にやることもないのに。
万一何かあったらいつでも動けるようにっていうのが、まあ一応の理由。
でも、多分何もない。というか何かあってもできることあるんか?と正直思う。
でも、まあ気持ち的になんとなく。
それはそうと、父から聞いた「脳梗塞だと思う」との第一報を聞いたその刹那に僕の脳をよぎった
っていう生々しい感情の落としどころがわからなくて戸惑っている。
なんというか、本来向かうべきベクトルとは違う方向に胸がざわつく感じ。
“実の祖父が脳梗塞で倒れる”というその事実の衝撃よりも先にくるドライなエモーションというか。
もちろん、祖父を心配に思う気持ちとか大事にいたらないでほしいと願う気持ちも同時に発生しているのだけど、
それより先んじて思考回路に侵入してきたむき出し現実のマジの冷たさにゾッとした。
こういう感覚はかなり久しぶりで、それはつまり、いかに自分が日頃平穏に過ごせているかということの裏返しでしかないのだけども、
いわゆる“生活”とかいうモノの薄皮一枚はいだ外側には、この手のむき出しのリアルがゴロゴロ転がっている当たり前の事実は、やっぱり頭の片隅にでも意識しておくべきことなんだろうなって思った。
なんつか、シャキッと生きていかないとなあ。
まあ兎にも角にもじいちゃんが早く元気になってくれるのを祈りたい。