ミーハーとは、1927年(昭和2年)に公開された松竹映画『稚児の剣法』でデビューした林長二郎(後の長谷川一夫)のファンのために作られた言葉である。松竹は林のデビューに当たり、当時で二万円という巨費を投入してこの美貌の俳優を売り出した。林はたちまち若い女性の間で大人気となり、彼女らが好きな「みつまめ」と「はやし長二郎大好き人間」を揶揄してできたキャッチフレーズが「ミーハー」だった。
90年前から人間の性質は変わらないし進化しないのだと知って落胆よりも逆に安堵感を覚える。
これだからミーハーはと怒るよりもこの人間の性質を活かして商売した方がストレスで寿命が縮まないのも分かる。
一億総白痴化(いちおくそうはくちか)とは、社会評論家の大宅壮一が生み出した流行語である。「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」という意味合いの言葉である。
70年前の単語のこちらも合わせて。
90年どころか人間の性質は千年単位で変わらないから 1万年くらいだったら変わってるかも