唐突に思い出したので書く。
当時、昼休みの電話当番というのがあった。12時から13時までにかかってくる電話は、当番1名が対応するという制度だ。
昼食をデスクで取る人も居たから、じゃんじゃん電話がかかってきて足りないという時はもちろん手伝ってもらえた。
そんなある日、12時を少し過ぎた頃、運送会社から電話が入った。どこの会社だったかは覚えてない。
課長「13時以降に来てもらって」
私「今は人が居ないので、13時以降に来てもらいたいのですが」
運送会社「無理です」
私「課長、無理だそうです」
課長「じゃあその場に置いといて貰って」
私「その場に積んどいてもらえますか」
運送会社「無理です。」
私「その場も無理だそうです」
課長「じゃあ2階まで運んで」
私「では2階まで運び入れてもらえますか?」
私「荷台に入ってないんですか?」
運送会社なら普通は持ってると思うけど、こちらの対応にキレてたのかもしれない。
私「私はここを離れる事ができないので、台車をお持ちできないんですが」
私「(居るけど出る様子が無いので)居ません」
上司「知らねーよ」
で終了。
運送会社「あのー、本当にちょっとでいいので来ていただけません?」
というので、仕方ないと思ってちょっとだけ応対に出ることに。
すると運送会社の人が
と、入り口を封鎖するようにパソコン20台を放置して去っていった。
昼時の出入り口を塞がれて大混雑。
謝罪しながらパソコンを避け、たまたま出会った別課長に事情を説明して台車を持ってきてもらい、2階に運ぶ。
その間の電話は先輩が取っていた。
先輩はこちらに気が付かないようで、電話を置きながら
先輩「出かけちゃいましたからね〜」
と、笑いあっていて、PCの山と共に現れた私を見てばつの悪そうな顔をしていた。
そもそも対応しなかった課長に腹が立つし、相談したはずなのに「出かけた」と責める上司も信じられない。
運送会社が騙すようにパソコンを置いていった事にはやはり腹が立つが、ひたすら申し訳ないと思う。
優しいと思っていた先輩がバカにしていたこともショックだった。
私も未熟だったから対応が酷かったけど、なぜ皆こんなに冷たいのか。それだけでやり場のない憤りが沸いてくる。
こういう課長って日本社会にいくらでもいるからなぁ