今回はガンガンオンライン
こじ付けギャグが凄まじい本作だが、今回は特に大盛りだったな。
「そんな都合よくいかねえだろ」のオンパレードで、しかもテーマであるはずのボッチ関係ないトラブルばかり。
逆に「こじつけギャグ漫画だからってこれは酷い」のと思ったのは「耳・エンド」かな。
この子も実はモドキという設定でちゃんとテーマに絡めてくるし、前回の「なぜ授業中に」という不自然な状況へのアンサーにもなってるしと抜け目ない。
まあ、それはそれとしてチョロい子だ。
やり取りも、相手がそれぞれ都合よく解釈してくれる勘違いコメディだが、モドキという設定がちゃんと活きてている感じで良いね(まあ、もちろん強引さは多少あるけれども)。
それぞれの人格や立場とかのフィルターを通して語られるので、他人の人物評って大抵の場合どこかしらズレているんだよね。
でも、それが二人の異なる立場の人たちが語ることによって符合するという構図は楽しい。
まあ、それよりも小宮山のはっちゃけが強烈過ぎて、そういう構成の妙なんてどうでもよくなるが。
いや、ほんと弟くんの最終的な結論は正解だと思う。