地下鉄七隈線延伸のせいだそうですが(延伸の必要性あるのかなぁ)。
シールド工によって地下を掘ってたら、粘土層を突き破って強度の弱い上部分が落ちてきたと。
設計段階ではわからないこともあるから仕方ないんでしょう。工法で裏に補強材充填とかやるけど、それは後からだし。
それより問題として指摘されてるのは、下水管から少しずつ漏水して地盤を弱くしていたかもしれないということ。
全国各地(特に大都市)の都心部は網目のように上下水道管が張り巡らされていて、老朽度は軒並み高いです。
老朽度が高いなら、直さなきゃいけません。
ただ、地下埋設物ですから、老朽度を測るのにも上の幹線道路を止めて、掘って、調べる。
これが網目のようにあるわけです。
インフラなんだったら税金ジャブって調べろよ、大事だろうが。と思うかもでしょう。
上下水道(法適用)では、公営企業として、独立採算性をとっていますから、それが中々難しい。
水道料金でしか、更新費用を捻出できない。最終的には、値上げという形で市民に跳ね返ります。
水道料金の値上げは政治的にも致命的ダメージです。出来ればトップ的にはしたくありません。