業界黎明期、明確な職能定義もなく、
きちんとした教育を受けてきた仲間も多くなく、
がむしゃらに真剣に仕事をしながら
その場その場の必要に応じてスキルセットを広げ、身につけて、
ここまできたら、
サマルトリアの王子になっていた。
切り開いてきたつもりの獣道が組織に拡張され舗装される中で、
しっかり職能定義や必要なスキルも整理され、
効率化のための水平分業も当たり前となった今、
若者たちがしっかりとローレシアの王子や
ムーンブルクの王女のように成長しているのを見て、
まあ中には時々、サマルトリアの王子タイプも
「フルスタック」目指して稀有に存在するんだけど、
レベル(年齢)が上がってくると、ああもう、
チーム組んだら当たりハズレあるザオラルと
効くか分からんが捨て身でメガンテ唱えるくらいしか
価値ないんかなー
という類の、中年の危機に陥っている。
そんなおじさんも多いのではないか。多いのではないか。
特にIT業界。
はやいうちにマネジメント側に軸足移せばまだ違ったかもだけど
オレ、まだフィールドでソルジャーなんすよ
ゾーマ(暗喩)倒すまで国に帰れないんで。
みたいな夢をみて嫌な汗をかきました。
最強賢者を目指してこれからも日々精進です。
Permalink | 記事への反応(0) | 18:07
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