2016-10-15

[] Q. 増田増田でも増田に書き込めない増田ってなーんだ?

A1. 存在しない。増田に書き込めない時点でそいつ増田ではない。


A2. ネットの闇に触れてしまったがために運営からBANされた増田


A3. 妻から「おねがいよアンタ! もう増田は……増田だけはやめて!」と懇願されるも、夫は「うるせえクソアマが! Wifiだ! もっとWifiもってこーい!」とドメスティック・バイオレンス増田を続けた末、心身ともにボロボロになり、気がつけば妻は子どもをつれて去っていた。

 「ちくしょう……増田さえなければことんなことには……」そう後悔する彼だったが、時すでにお寿司。彼は自戒をこめて自らの両腕を断ち切り、「バイバイ増田」と書かれたプラカードをぶら下げたその姿をインスタグラムにアップする。たちまち「Japanese crazy armless Masuda Guy」としてあっとう言う間に世界拡散され、インスタのフォロワーが3000万を越える。

 いちやくインスタセレブとなった彼にはスポンサーがつくようになり、年収離婚前の七十倍に跳ね上がったが、彼の心は虚しかった。

「腕をなくしちまったオレはもう増田には書き込めねえ……好きな寿司だってくえねえ……なにもかも無常よ……」

 むなしさが極まって自殺を考えはじめたある日、突然、彼の前に車椅子人物が。

???「ふっふっふ、お悩みのようだね、増田くん」

「その電子音は――スティーヴン・ホーキング博士!?

 元増田の前に現れた地上最高の知性、はたして彼の目的とは!?

 増田に秘められた宇宙の真理とは!?

 次回、『増田リフターズ』第二話「なんのサバカレ! スパムに流された涙の渾身記事!」。

 増田スタンバイ

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