2016-08-23

ガルパン劇場版におけるM26パーシングの動きについて

anond:20160821003217

IV号より重たいパーシングがあんなに滑って履帯が切れないのはおかしい。

そもそもあんな動きが可能なのかというお話

実はあの地面をギャーッと滑るパーシングの動きに近いのって、テレビ最終回IV決死ドリフトじゃなくて、聖グロとの練習試合で見せたIV号によるチャーチル右側部への回り込みなんだよね。

あのIV号の動きは、右の履帯の回転を止めて左の履帯だけを動かす信地旋回かそれに近いもので、劇中では回り込んだあとにピタッと止めたけど、もしあのまま左側の履帯を回転させていたら、慣性の力も相まって劇場版のパーシングに近い動きになっていたと思う。

劇場版では、まほの乗るティーガーがアズミの乗るパーシングをブロックする際に似たような動きをしているか確認してみるといいよ。あれももう少し左側の履帯を回転させてる時間が長かったらスライドして急旋回するような動きになってたはず。

説明が下手でスマンけど、要するにあのパーシングの動きは単に前進している状態から信地旋回をしてるだけなんだよね。スローで見ると片方の履帯が動いてないのがよく見えるし、普通に見てても回転してない方の履帯から出る火花が大きいのもわかる。

単純に実行するだけならCV33ターンの方が難しそう。

履帯が切れるか切れないか問題は、あれぐらいの距離なら切れないということなんだろう。(このへんはIV号がセンチュリオンの後部に回り込む際の旋回距離が、明らかにテレビ最終回のそれより短くて履帯が切れないという描写で、それなりの説得力を持たせているとは思う。)

まぁ、さすがに重量の違いもあるし、足回りの寿命は随分縮んじゃうだろうけど。

というか、麻子が最終回に見せたあんな大きな弧を描くようなドリフトは聖グロ戦で見せたものとは技術的にかなりの違いがあって、他の選手が真似するとティーガーの後ろをとる前に、多分止まってしまうだろうな。

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